【2024年最新】ホームページを上位表示させるための施策7選

2024年最新 上位表示ための施策7選

「ホームページを作ったはいいけど、アクセスが全然集まらない…」

そんな悩みをお持ちのかたは多いのではないでしょうか。


これまでに20件以上のホームページ制作、更新などに関わらせていただきましたが、SEO対策をしないというケースはありませんでした。

皆さん事情は違えど、集客につなげたいという思いは共通です。


せっかく時間と費用をかけて作ったホームページも、検索で上位に表示されなければ誰にも見てもらえません。

  • 集客を増やしたい 
  • 売上をアップさせたい
  • サービスの認知度を向上させたい

と考えているならSEO対策は必須です。

この記事では、最新のSEO対策を7個ご紹介します。

いずれも基本的なものですが、だからこそ重要です。基礎がしっかりしていなければ、そのうえに素敵な建物を作り上げていくことは不可能ですからね。

SEOは効果が出るまでには時間がかかりますが、やるべきことをしっかり抑えて、中長期目線で取り組んでいきましょう!

SEO対策の基本を理解する

SEOとは?

検索エンジン最適化 (Search Engine Optimization) の略称で、日本語では「検索エンジン最適化」と言われています。

簡単に言うと、Googleなどの検索エンジンで上位表示されることを目指し、自社のホームページやECサイトなどをより多くの人に見てもらえるように取り組むことです。

SEO対策のメリット

SEO対策のメリット
  • 集客アップ: より多くの人に商品やサービスを知ってもらい、来店や購入に繋がる
  • 売上アップ: 商品購入やサービス利用など、ウェブサイトを通して認知、販売に繋がる
  • 認知度向上: 店舗や商品などの認知度を高め、より多くの人に知ってもらいたい
  • 費用対効果:継続的に上位表示を獲得することができれば広告宣伝費を抑えながら集客できる

行きたいお店や知りたい情報などがある場合、多くの人がGoogleなどで検索するのではないでしょうか?

検索時に上位表示されるほど、多くの人の目に触れる機会が増えるので、ウェブサイトへのアクセス増加に繋がります。

どんなに素晴らしいウェブサイトを作っても、SEO対策ができていなければ、検索エンジンのランキングで下位に表示されてしまい、ユーザーの目に触れる機会はほとんどなくなってしまいます。

SEO対策の効果は、すぐに現れるものではありません。しかし、時間をかけて対策を続けることで、 安定したアクセス数を獲得できるようになり、長期的な視点で集客効果を生み出します。

また検索結果の自然検索部分を活用するため、 広告費が一切かかりません。リスティング広告のように、クリックされるたびに費用が発生することがないため、継続的に上位表示を獲得することができれば予算を抑えながら集客できます。

上位表示を目指すために必要な考え方

SEOで上位表示を目指すには、 検索エンジンの仕組みを理解し、ユーザーにとって価値のあるウェブサイトを作ることが大切です。

検索エンジンは、ロボット(クローラー)を使って、ウェブサイトの情報を収集し、独自のアルゴリズムに基づいてランキングを決定しています。

つまり、 検索エンジンのアルゴリズムに評価されるようなウェブサイト作りがSEO対策の肝となります。

SEO対策の種類

SEOには、様々な取り組みがありますが、大きく分けて以下の3つに分類されます。

  • 内部対策: ウェブサイトの中身に関する対策
  • 外部対策: ウェブサイトの外側からの対策

今回は、自身で対策できる内部対策について解説します。

2024年最新 SEO対策7選

【1】タイトルタグの最適化

タイトルタグの出力イメージ

タイトルタグとは

HTMLの<head>セクション内に記述されるタグで、そのページのタイトルを示すものです。

具体的には、検索エンジンの結果ページやブラウザのタブに表示される文章で、Google検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドにも記載がある通り、ユーザーがそのページをクリックするかどうかを判断する際の重要な要素となります。

「良いタイトルを書くことで Google 検索のタイトルリンクに影響を与えることができます。良いタイトルとは、そのページに固有で、明確かつ簡潔であり、内容を正確に説明しているタイトルです。たとえば、ウェブサイトや会社の名前のほか、会社の住所などの重要な情報、ユーザーに何を提供するページなのかに関する情報などを含めることができます。」

引用:Google検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド

タイトルタグのメリット

タイトルタグのメリット

・タイトルタグに設定した内容は検索時に表示されます。ページの内容をわかりやすく伝えることで、ユーザーにクリックしてもらいやすくなります。

・タイトルタグはユーザーに見えるだけでなく、検索エンジンにも内容が伝えられます。ページの内容を正しく伝えることで、検索エンジンからの評価が向上し、結果として検索順位が上昇する可能性があります。

具体的には下記の2点を意識してタイトルを考えてみてください。

・各ページに固有のタイトルタグを設定し、ターゲットキーワードを含める。30〜35文字が目安。
・短く簡潔に、具体的なキーワードを使用し、ページの内容をわかりやすく伝える。

【2】メタディスクリプションの設定

メタディスクリプション出力イメージ

メタディスクリプションとは

ページの内容の補足として、タイトルだけでは伝えきれないページの情報を登録することができます。

メタディスクリプション自体は登録していなくても、検索エンジンが自動で読み取って表示してくれます。

正確なメタディスクリプションはクリックスルー率を向上させる可能性がありますが、検索結果内のランキングには影響しません。

引用:Googleセントラルブログ

注意として、Googleのセントラルブログに明記されているように、メタディスクリプションは直接検索結果に影響することはありません。

それでも設定するのは下記のようなメリットがあるからです。

メタディスクリプションのメリット

メタディスクリプションのメリット
  • 検索時に表示されるため、ページの内容をわかりやすく伝えることで、ユーザーにクリックしてもらいやすくする
  • メタディスクリプションは検索エンジンにも内容が伝えられます。ページの内容を正しく伝えることで検索エンジンからの評価が向上し、結果として検索順位が上昇する可能性があります。

メタディスクリプションを正しく設定することで、ユーザーにも検索エンジンにも、ページの魅力や内容を適切に伝えることができます。

ぜひページの内容をわかりやすく、魅力的に伝える文章を考えてみてください。

【3】見出しタグの適切な使用

見出しタグとは

見出しタグとは、その名の通り、コンテンツの見出しにつけるタグのことで、「h(エイチ)タグ」とも呼ばれます。

見出しタグは階層構造になっており、h1〜h6まであります。h1が1番階層が高く、順番に階層が低くなります。

見出しタグは、ページの構造を明確にし、コンテンツの階層を示します。人が見る場合には文字の大きさや太さなどを読み取って、重要な見出しを順番付けることができますが、検索エンジンはそうはいきません。

これにより見出しタグを適切に設定し、ページの構造やコンテンツの階層を正しく伝えることが重要です。

どんなに良いコンテンツを作っても、それが正しく伝わらないと、正しい評価をしてもらえませんからね。

見出しタグ設定のポイント

具体的な見出しタグ設定のポイント
  • 各ページに<h1>タグを1つだけ使用し、ページのテーマを最もよく表す見出しを設定する
    ※h1タグは必ず1ページに1つだけと決められているわけではありませんが、一般的には1つだけ設定されることが多い
  • <h2>〜<h6>タグを階層構造に沿って使用し、コンテンツを分かりやすく整理する
  • キーワードを自然な形で盛り込む
  • ユーザーにとって魅力的で分かりやすい文章にする

これらのポイントを意識して、適切に見出しタグを設定していきましょう!

【4】内部リンクの最適化

内部リンクとは

サイト内の関連ページ同士をリンクで繋ぎ、サイト構造を分かりやすくすることです。

内部リンクを効果的に配置し、ユーザーに興味関心の高いページと関連性の高い情報をまとめて見てもらうことで、ユーザーの持っている課題を深堀りして解決することができるかもしれません。

そうなればユーザーの満足度が高まり、結果的にコンテンツの価値を高めることに繋がります。

対象のページと関連するページ、あわせてみてもらうことでユーザーのメリットになるページがあれば、わかりやすいようにリンクをいれるようにしてください。

【5】URLの最適化

URL最適化とは、ホームページを構成する各ページのURLを、検索エンジンとユーザーにとって理解しやすい形に整えることです。

具体的には、キーワードを含める、短く簡潔にする、階層構造を明確にするといった点が挙げられます。

例えば、

URLの最適化例

最適化前: https://〇〇.com/page123?id=456

最適化後: https://〇〇.com/blog/seo/

のように改善します。

URLを最適化するメリット
  • 検索エンジンがページの内容を正しく認識しやすくなるため、検索順位に良い影響を与えます。
  • ユーザーが内容を把握しやすくなり、迷わず目的のページにたどり着きやすくなります。
  • 現在どんな傾向のコンテンツがあるのか、今後どんなコンテンツを作るかなど管理が楽になります。

URLを日本語で登録してもSEO的には問題ありません。

しかし文字化けしてURLが長くなったり、不具合が起こる可能性があるため、あまりおすすめはしません。

少し手間はかかりますが、半角英数字で登録するのがベターです。

階層構造を考え、適切なURLを設定していきましょう!

【6】画像の最適化

画像ファイルを最適化し、軽量化を行なうことで、きれいな画質で表示速度を高めることができます。

ウェブサイトの表示速度は非常に重要な要素であり、ページが表示される速度が速いと快適にウェブサイトを閲覧できるため、ユーザーがサイトから離れてしまう割合(離脱率)を減らす事へと繋がります。

Googleは、ユーザーにとって快適なウェブサイトを高く評価するので、結果体に検索上位に表示される可能性が高くなります。 

結論としてはWebPというファイル形式をおすすめします。次世代の形式としてAVIFもありますが、Microsoft Edgeが2024年1月から対応したばかりとなっているため、もう少し様子を見るのがいいかなという印象です。

画像ファイルごとの比較

元画像(JPG,209KB)

比較用jpg画像(圧縮前)

圧縮後(JPG,37KB)

比較用jpg画像(圧縮後)
比較用のwebp画像
比較用png画像
項目 WEBP JPG PNG
特徴 Googleが開発した新しい画像フォーマット。 写真の保存に広く使われている画像フォーマット。 ロゴやイラストなど、画像を鮮明に保存したい場合に適した画像フォーマット。
圧縮 可逆圧縮と非可逆圧縮の両方に対応 非可逆圧縮 可逆圧縮
ファイルサイズ JPGやPNGよりも小さい WEBPより大きい WEBPより大きい
画質 高画質を維持したまま、ファイルサイズを小さくできる 圧縮率が高いほど画質が劣化しやすい 画質を落とさずに保存できる
透過 対応 非対応 対応
アニメーション 対応 非対応 非対応(APNGは対応)
メリット – ファイルサイズが小さく、ウェブサイトの表示速度を向上できる
– 画質を維持したまま圧縮できる
– 透過画像に対応している
– 汎用性が高く、多くのブラウザやソフトで扱える
– 写真の保存に適している
– 画質を落とさずに保存できる
– 透過画像に対応している
デメリット – 対応していないブラウザやソフトがある – 圧縮率が高いほど画質が劣化しやすい
– 透過画像に対応していない
– ファイルサイズが大きくなりやすい
用途 – ウェブサイトの画像
– スマートフォンアプリの画像
– 写真の保存
– ウェブサイトの画像
– ロゴ
– イラスト
– アイコン
– スクリーンショット

それぞれの画像をみてもらうとわかる通り、肉眼ではほとんど違いがわからないですよね。であれば、ファイルサイズが小さいほうがメリットが大きいというのはご理解いただけると思います。

どの形式を使うかは画像の内容や目的によりますが、通常の画像はWebP、ロゴやイラストなどはPNGが第一候補になります。

WebPも比較的新しいファイル形式ではありますが、近年はWebPの対応ブラウザも増えているため、積極的に活用していくのがおすすめです。

alt属性とは?

alt属性とは、画像が表示されない場合に代替テキストを表示したり、画像の内容を説明したりするために使用されます。Googleなどの検索エンジンは、alt属性の内容を参考に画像の内容を理解しようとします。

適切なキーワードを含めることで、検索エンジンが画像の内容を正しく認識し、画像検索からの流入増加にも繋がります。

画像は見た目だけでなく、適切なファイル形式、画像のタイトル、代替テキストを設定しましょう。

Google検索セントラルドキュメントのなかにあるGoogle画像検索SEOベストプラクティスにも、詳細がありますのでよかったら読んでみてください。

【7】サイトマップの設置

サイトマップには2つの意味があります。「ユーザー用のサイトマップ」、「検索エンジン用のサイトマップ」です。

・ユーザー用サイトマップとは?

Webサイト訪問者がサイト内のページ構造を把握し、目的のページへスムーズにアクセスできるようにするための案内図のようなものです。ウェブサイトのページ数が多くなる場合には、あらかじめサイトマップページを作成することをおすすめします。

・検索エンジン用サイトマップとは?

検索エンジン向けサイトマップはXMLサイトマップとも呼ばれ、Webサイトのページ構成を検索エンジンに伝えるためのファイルです。クローラーが効率的かつ正確にサイトをクロールするのを助け、Webサイトの構造を正しく伝えることができます。

XMLサイトマップ送信のメリット

1. インデックス速度の向上

新規ページを作成した場合、検索エンジンにインデックスされるまで時間がかかることがあります。 XMLサイトマップを送信することで、検索エンジンにいち早くページの存在を伝えることができ、インデックス速度の向上が期待できます。

2. クロールの効率化

Webサイトの構造が複雑な場合、クローラーが重要なページまでたどり着けず、インデックスされない可能性があります。 XMLサイトマップがあれば、クローラーはWebサイト全体の構造を把握しやすくなり、効率的にページを巡回できるようになります。

3. インデックスエラーの防止

Webサイトに、クローラーがアクセスできないページや、リンク切れなどが存在する場合、インデックスエラーが発生することがあります。 XMLサイトマップを送信することで、検索エンジンはWebサイトの状態を把握しやすくなり、インデックスエラーの防止に繋がります。

4. SEO効果の底上げ

XMLサイトマップは、直接的に検索順位を上げる効果はありません。 しかし、検索エンジンにWebサイトを正しく理解させることで、他のSEO対策の効果を高める役割を果たします。

XMLサイトマップの設置方法

wordpressサイトにXMLサイトマップを設置する場合、以下方法があります。

プラグインを使用する

yoastSEO

yoastSEO紹介画像

XML Sitemap Generator for Google

XML Sitemap Generator for Google紹介画像

どちらのプラグインでも簡単に設定することが可能ですので、ぜひ試してみてください。Yoast SEOはXMLファイルだけでなく、タイトルやメタディスクリプションなども設定することができるのでおすすめです。

XML ファイルを自作する

xmlファイルを自作する方法もありますが、コードやphpに関する専門知識が必要になることと、都度手動更新が必要になるなど、負担も大きいので個人的にはおすすめしていません。

興味のある方は別途お調べください。

まとめ

この記事では、ホームページを上位表示に導くための最新SEO対策を7つ紹介しました。

いずれの方法も「ユーザーが使いやすい、見やすい、」「検索エンジンにウェブサイトの情報を正しく伝える」という考え方が共通している点に気づいた方も多いのではないでしょうか。

なによりも重要なのは、ユーザーにとって価値のあるWebサイト作りを意識することです。

SEO対策はすぐに成果が出るものではありません。またSEOは流動的で日々進化するため、新しい情報をキャッチしながら、中長期的な視点で取り組みましょう!

hw-createでは、ホームページ制作に関するお悩みに対して、無料相談を受け付けております。お困り事がございましたら、下記ボタンよりお気軽にお問い合わせください。

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